WAVACオーディオラボでは、様々な真空管を用いてアンプを製作しています。ここでは、真空管に関わるキーパーソンを紹介しています。このコンテンツは順次追加していきます。
イギリス・エディンバラ生まれの理論物理学者。姓はマックスウェルと表記されることもある。
1864年にマクスウェルの方程式を導いて古典電磁気学を確立。
さらに電磁波の存在を理論的に予言し、その伝播速度が光速度に同じで、横波であることを証明した。
熱力学や統計力学などの研究でも知られている。
アメリカ生まれ。
知らぬ人間はいないほど有名な世界的な発明家で、1000を超える特許を申請した発明王としても有名。
1883年に白熱電球のフィラメントの劣化の研究中に、フィラメントを金属箔で覆うと金属箔とフィラメントの間に電流が流れる現象を観測。実は非常に大きな発見であったが、これに対する研究を行なわなかった。
この現象が、いわゆる「エジソン効果」と呼ばれ、真空管が誕生する発見の一つであった。
エジソンはこの研究を行なわなかったことを一生悔やんでいたという。
イギリス・ランカスター生まれの電気技術者であり物理学者。
1877年から4年間をマクスウェルに師事した。
フレミングの法則を考案したこと、および二極管(フレミングバルブ)の発明で知られる。
ロンドン大学に学び、ケンブリッジ大学などで教える一方、マルコーニ無線会社などの顧問を務めた。
1885年からロンドン大学の最初の電気工学教授になった。
このときに、学生達が電気工学を理解しやすいようにと有名な「フレミング左手の法則」を形にした。
無線通信の開発者グリエルモ・マルコーニと共同研究を行い、1901年の大西洋横断無線通信の実験に協力。
その後、エジソン効果の研究を行い、1904年には二極管を発表した。
イタリアのアマチュア無線研究家で、イギリスの無線通信企業マルコーニ社の経営者。
もともとイタリアで研究をしていたが、母親の祖国イギリスの方が時流に乗りやすいと判断し、渡英。
その目論見は的中し、イギリスの資本と国力を背景に商業化を成功させ、無線通信の発展に貢献した人物。
イギリス(ワイト島)からカナダへ大西洋を横断する無線通信の実験を成功させたのは有名。
1909年には「無線通信の研究」によってブラウンとともにノーベル物理学賞を受賞している。
ドイツの物理学者。周波数を示す単位である[Hz]は彼の名前に由来する。
1885年に、カールスルーエ大学の教授となり、1888年に電磁波の放射の存在を実証した。
1881年に行われたマイケルソンの実験(1887年のマイケルソン・モーレーの実験の前身)でエーテルの存在が否定されたのをうけて、彼は電磁波の伝播をする機構を見つけるためにマクスウェルの方程式の再計算を行った。
この実験を通して、マクスウェルとファラデーが予言した通り、信号が空間を伝播することが証明され、無線の発明の基礎となった。
また、紫外線の照射により、帯電した物体は電荷を容易に失う光電効果(後にアインシュタインによって説明された)も発見した。
甥であるグスタフ・ヘルツは1925年にノーベル物理学賞を受賞、その息子であるC.ヘルツは医学における超音波画像を発明した。
アメリカ合衆国の化学者・物理学者。
コロンビア大学を卒業後、ゲッチンゲン大学で、ヴァルター・ネルンストのもとで化学を学び、1909年から1950年までGE(ゼネラル・エレクトリック)研究所に在籍した。
当初、タングステンフィラメントの研究(タングステン電球寿命の延長の研究だったらしい)をしていたが、1913年に三極管の研究を始め、高真空の真空管(硬真空管・ハードバルブ)を完成させた。
その後の1932年に界面化学の分野への貢献でノーベル化学賞を受賞した。
アメリカ合衆国アイオワ生まれの発明家。
名前の読み方に関しては、「ド・フォレスト」が一般的らしいが、「ド・フォレー」とも表記することがあるので、併記した。
1899年にエール大学にて博士号を取得。学生時代から無線機の研究を行い、1902年にドフォレスト無線電信会社を設立する。
1907年に三極管(オーディオン)の特許を出願した。真空管以外にも、映画やテレビ関係の特許を300件以上出願している。
日本の学者であり実業家。
東芝の元となる白熱舎(後に東京電気。これが東芝へと発展した)の創設者。
1881年に工部大学校(現在の東京工業大学)を卒業。その後、1884年に工部大学校の教授となった。
このときに工部省からフィラデルフィア万国電気博覧会において電球や電気事業について視察をするよう命じられた。
その視察後、ニューヨークに立ち寄りトーマス・エジソンと会ったという。
1890年に日本で初めて電球の試作に成功。
日本に電気、電球灯の普及させたところに功績が大きく、「日本のエジソン」、「電力の父」と評される。
電子管の歴史(オーム社・日本電気会工業会電子管史研究会編)